「飛来」
作品名「飛来」(松沼町の家の塀に設置した白鳥のレリーフ)
コンセプト
この住宅は、白鳥の飛来地である多々良沼に近接した土地に建っています。
冬になると朝夕は白鳥が敷地の上を鳴きながら飛んでいきます。
そのような土地の記憶を建築に定着させるという行為を設計の一部として行っています。
建築は機能性能だけでなく、その周囲全体の時間や空気感を含めた空間全体との認識で設計を行っております。
経過する時間も空間の一部であるとの認識を、より明確に意識してもらうことは出来ないだろうかとの思いからこの作品をつくりました。
日々の時間は無意識のうちにゆらゆらと流れていきます。
それは川の流れのようでもあり、流れに身を任せ漂っているときには流れ自体は認識しないものです。
その時間の流れの中に記憶を切り取って建築に定着させることは、川の流れのなかに1本の杭を打ち込む行為であると考えました。
飛来しつつも固定している白鳥のシルエットは、土地の記憶であり、時間の流れに対して動かない杭です。
杭のまわりにできるほんの少しの波や揺らぎが、漂っているときにはわからない日々の時間の流れを、
改めて大切なものとして認識させるきっかけになったらいいなと願いました。
日々の生活の中、塀の白鳥のシルエットが視界に入る、その時の僅かな心の動き…
季節を思い、多々良沼湖畔の景色を思う。
そういう脳内シーンが生活の中に当たり前にあるということは、
より穏やかな日々の暮らしになるのではないか、との思いを白鳥のシルエットに込めました。
コンセプト
この住宅は、白鳥の飛来地である多々良沼に近接した土地に建っています。
冬になると朝夕は白鳥が敷地の上を鳴きながら飛んでいきます。
そのような土地の記憶を建築に定着させるという行為を設計の一部として行っています。
建築は機能性能だけでなく、その周囲全体の時間や空気感を含めた空間全体との認識で設計を行っております。
経過する時間も空間の一部であるとの認識を、より明確に意識してもらうことは出来ないだろうかとの思いからこの作品をつくりました。
日々の時間は無意識のうちにゆらゆらと流れていきます。
それは川の流れのようでもあり、流れに身を任せ漂っているときには流れ自体は認識しないものです。
その時間の流れの中に記憶を切り取って建築に定着させることは、川の流れのなかに1本の杭を打ち込む行為であると考えました。
飛来しつつも固定している白鳥のシルエットは、土地の記憶であり、時間の流れに対して動かない杭です。
杭のまわりにできるほんの少しの波や揺らぎが、漂っているときにはわからない日々の時間の流れを、
改めて大切なものとして認識させるきっかけになったらいいなと願いました。
日々の生活の中、塀の白鳥のシルエットが視界に入る、その時の僅かな心の動き…
季節を思い、多々良沼湖畔の景色を思う。
そういう脳内シーンが生活の中に当たり前にあるということは、
より穏やかな日々の暮らしになるのではないか、との思いを白鳥のシルエットに込めました。


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